カテゴリ:不動産売却コラム / 投稿日付:2025/09/23 12:10
親の家を相続したとき、「使わないけれど思い出があるから」「すぐに売却するのは気が引ける」「兄弟間で話がまとまっていない」など、すぐに結論を出せないことはよくあります。
そうしたときに知っておきたいのが、持ち続ける場合にどのような費用や手間がかかるかという現実です。決して売却を急がせるものではなく、冷静に比較する材料として参考にしてみてください。
維持管理にかかるコスト
空き家を所有し続ける場合、次のような費用が想定されます。
・固定資産税・都市計画税・光熱費の基本料金(契約を残した場合)
・定期的な清掃・草刈り・修繕費用
・火災保険料
・老朽化に伴う補修費
例えば、つくば市内で土地建物の評価額が1,000万円の住宅では、固定資産税・都市計画税で年間10万~15万円程度かかるケースがあります。
加えて庭の手入れや換気を年に数回依頼すると数万円、外壁補修や雨漏りが発生すれば数十万円単位の出費になることもあります。
つまり「誰も住まない家」であっても、年間で15万~30万円ほどの維持費が必要になる可能性があります。
3年・5年と持ち続けた場合のイメージ
仮に年間20万円の維持費を想定すると、
3年間で約60万円5年間で約100万円
となります。これはあくまで最低限の目安であり、突発的な修繕があればさらに費用が増えることもあります。
また金銭面だけでなく、定期的に換気や草刈りに通う「時間と労力」も大きな負担になります。また、遠方にお住まいの方はこれに加えて往復移動時間、ガソリン代、高速料金など交通諸経費もかさみます。
資産価値への影響
築年数が経過すると、建物の価値は徐々に下がっていきます。
相続直後なら買い手が見つかりやすかった物件でも、5年後には老朽化が進み、修繕費を見込んだ分だけ売却価格が下がることもあります。
また、草木の繁茂や外壁の傷みを放置すれば「管理不全空き家」として行政から指導される可能性もあり、その場合は固定資産税の軽減措置が外れて税負担が増えることもあります。
すぐに売却した場合のメリット
相続後に比較的早めに売却することで、次のようなメリットが得られます。
・維持費や修繕費を負担しなくてよい・相続人同士で管理を分担する必要がなくなる
・売却代金を生活費や投資、教育資金などに有効活用できる
・建物の価値が残っているうちに売れる可能性が高い
特に維持費や修繕費といったコスト面では、先ほどの例でいうと3年間所有した場合に比べ約60万円、5年間所有した場合に比べては約100万円の経費を節約できることになります。
すぐに売却が難しい場合でも、「将来的に売ることになりそう」と感じているなら、価値が残っているうちの早期検討が安心につながります。
感情と現実のバランスを
相続した家には、家族の思い出や感情が伴うものです。
だからこそ「売る」「持ち続ける」のどちらを選んでも間違いではありません。
大切なのは、維持にかかるコストや労力を具体的に把握したうえで、無理のない判断をすることです。
まとめ
相続した家を持ち続ける場合、3年で数十万円、5年で100万円近い維持費がかかるケースがあります。
一方で、早めに売却すれば余計な費用や手間をかけずに資産を現金化できるメリットもあります。
すぐに売却できない事情がある方も、「持ち続けるにはこれだけのコストがかかる」と把握しておくだけで安心できます。
つくば市で相続した家をどうするか迷ったら、まずは専門家に相談し、状況に合わせた判断をしていきましょう。
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